小樽の観光名所で出会った楽しく学べる日本銀行旧小樽支店金融資料館

小樽には様々な観光名所がありますが、金融資料館もおすすめです。
正式名称は「日本銀行旧小樽支店金融資料館」というそうです。

◎こちらの資料館は入場料金も無料なためか海外の方も多く入館していました。

受付のような場所で性別や年齢(何十代)などの簡単なアンケートに記入する必要はありますが入館は無料です。

カメラのフラッシュは使用しないでください、一方通行で移動してください等の簡単な説明を受けて見学ルートに入ります。

写真撮影はOKです!!

入ってすぐに無料のコインロッカーもあり、手荷物を預けることもできます。
至れり尽くせりです。
大きな建物ではありませんが、見学ルートの最後の方にトイレや自動販売機の飲み物類。
小さなスペースの椅子やテーブルもあるので休憩も可能です。

金融資料館 正式名称は「日本銀行旧小樽支店金融資料館」


金融資料館は元々日本銀行の小樽支店でした。


2002年に日本銀行小樽支店としての役割を終えた後、2003年5月から資料館として開設しているようです。
日本銀行の仕組みやお札のこと等も分かりやすく展示しております。

日本銀行の目的は「物価の安定」を図ることと「金融システムの安定」に貢献することだそうです。

お札の発行に関することも日本銀行の仕事です。

何気なく使っているお金ですが、お金に価値があるとみんなが認識しているから1万円紙幣で1万円の価値がある物が買えるのですよね。

インドの紙幣が紙切れに!?


ご存知の方もいると思いますが、お金が紙切れになってしまったエピソードを一つ。

インドに長期滞在してヨガの修行をしている知人の話なのですが、高額紙幣1000ルピー(日本円で1500円ぐらい)が旧紙幣となり紙切れになってしまったので気がついたら無一文になってしまったとか。

修行中は外界の情報を遮断して瞑想に没頭していたそうです。
瞑想で悟りをひらいていたかもしれませんが、さすがにショックのご様子でした。この話昨年2016年の出来事なんです。
日本銀行さん、政治の介入を受けずに「物価の安定」や「金融システムの安定」を図ってくれてありがとうって思いますよね。

金融資料館の中には紙幣がないと日常生活がどのくらい不自由になるのかシュミレーションしたコーナーもありました。

お金の大切さが実感できますね。

 

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お札のホログラムや精密な模様などお札に関わる情報もいっぱいです。


お札を作るための素晴らしい技術を知ったら、ニセ札作りをしようなんて思わないはずですよ。
ニセ札を作る努力と時間があるなら他で働いた方がよっぽど確実ですから。

銀行強盗がたくさんのお金を強奪するシーンが映画などでありますが、あれも現実的ではありませんでした。

銀行の金庫の中に紙幣の印刷前の紙1億円分があって、プラスチックのケース越しですが持ち上げることができます。

実際に1億円を持ち上げると、すごく重いです。

10キログラムぐらいあります。
お金を入れるケースも必要になりますから、それ以上の重さになる訳で。
全力で逃げ切れるとこは難しそうですよ。
分かりやすい例えだと10キロのお米を担いで全力で逃げる感じです。
お米なら形が変形できますが、お札って意外とかさばりそうです。

この1億を持ち上げるコーナーは資料館の中でも人気のコーナーのようで2015年に訪れた時にはなかった「お札の顔出しパネル」までありました。

この場所には一千億円分の一万円札の用紙が積まれていたり、お札を実際に運ぶコンテナや硬貨を入れる袋等も展示してあります。

出口には、紙幣のデザインがされたお菓子やタオルなどのお土産も売っています。
お土産はもちろん有料ですがお金がお好きな方には喜ばれるかもしれません。

次回は、歴史的建造物としての金融資料館についてお伝えしたいと思います。

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