安い食べ放題には秘密あり? カニ食べ放題体験しました

日本一? 北海道一番安いカニ食べ放題のお店に来店


恵庭にあるカニ食べ放題で有名な福屋さんに行って来ました。


昨年カニ好きの家族の誕生祝いに訪問する予定だったのですが、口コミの内容で気になる点があったので訪問しないでおりました。
誕生日には別のお店に行ったのですが、本人がどうしても行きたかったと言うので2017年2月に訪問しました。
その時のレポートです。


レポート1.お店の外観について
写真のような外観です。この日は雪が降っていました。

レポート2.価格について
ホームページでは、一時間食べ放題980円。カニ汁付きとなってます。
(2017年2月現在)テレビで日本一安いカニ食べ放題のお店として紹介されたそうです。

実際には一時間1080円。カニ汁は付きませんでした(ザンネンッ・・・・・・・)

ここ、確認していったのにねー。

番小屋福屋⇒ウェブサイトhttp://www.yamakyu-fukuya.co.jp/html/fukuya2.html

◎現在は、食べ放題の人は通常300円のカニ汁が半額の150円でいただけるそうです。
※注意点です。

レポート3.かにの種類
訪問前日に営業しているのか確認し、かにの種類も確認しました。我々が訪問した時は紅ズワイガニという種類のかにです。
ズワイガニに比べて足が細く、食べられる部分が少ないカニでした。

レポート4.カニの食べ方
食べ放題の前にカニの食べ方の説明文章を全員しっかり読むように言われます。内容についてはこちらです。

実際に、カニの細いところをハサミを使って綺麗に食べることは至難の技でした。後程写真をご覧ください。

レポート5.その他
ゆでカニ食べ放題と書かれていました。
※ゆでたてではございません。あくまでも、カニはゆでてるカニということです。

実際は、おそらくゆでたてではなくカニを冷凍して解凍したものです。
残念なことに、とても冷たいカニでした。
あまりの冷たさに食べ放題開始30分で一人が脱落してしまった程です。
寒い時期にはおすすめできません。
実際の来店から食べ放題終了までの様子

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レポート6.以下は、私達家族5人で訪問した際の状況です。主観に基づいている表現もあるかもしれません。ご参考までに。


恵庭の福屋さんを訪問しました。
他のメニューもありますが、私達はカニ食べ放題を希望していたで前日に営業日、カニの種類を確認しました。
訪問時間と人数を聞かれましたのでお伝えしました。

訪問日は天気が悪く、時々吹雪でした。
寒い状態でお店の外観の写真を撮影した後、お店のドアを開けます。
薄暗いです。
なんとなく椅子とテーブルは見えますので「すみませ~ん」と声をかけるとお店の方が奥からでて来ました。

カニ食べ放題を注文したいと告げると、まず、「雪、足につけたまま入ってきたね。雪つけないで入ってね。」と言われました。

お店の方が店内の電気を付けると、確かに私達の足についていた雪が店内の床に落ちていました。
入り口には雪を落とす敷物らしきものがありましたが。

薄暗くて見えませんでした。

「すみません」
床の雪を足でまとめて外へ運んでいるとお店の人がモップで雪をまとめて片付けています。申し訳ないです。
「雪が店に入ると床が滑って危ないんだよね」
おっしゃる通りです。気がつきませんでした。
お店の方もいなかったので、薄暗い店内を歩いてしまいました。

「好きなところに座って」とお店の方が言います。
どこに座ったらよいのか。
店内に暖房はありますが、店内が暖まる火力ではありません。
お店に入った瞬間に寒いなと思いました。
とりあえず、入り口に近い暖房の側に座りました。

私達の後に一人の人が入って来ました。
この人は、入り口近くのストーブの側に立っています。
他のお客様なのかな。
お店の人に「何人なの?」と聞かれましたので「私達は5人です」と答えました。他のお客様もいますし。
しかし、この方はいつまでたっても注文しません。
実は、もう一人のお店の方でした。

お店の方が雪を片付け終わるまで座って待機です。
学生時代に悪いことをして、廊下で正座をさせられている時のような気分です。

雪を片付け終わり、お店の人がラミネート加工された二枚の紙を持ってきます。
一枚は食べ放題開始の時間やお代わりのタイムリミット、終了時間が書かれた紙です。
「カニの食べ方だから、よく読んでおいてね」
先程の画像の文章です。


カニの身がほとんど入っていない足先までハサミを使って身を取らないとお代わりはできないようです。
5人全員が細いカニの足先まで食べることを確認しました。

それほど待たずにカニが運ばれて来ました。
写真で見ても、すごくたくさんのカニです。


実際にお代わりどころか全てを食べきることができませんでした。

しかし、紅ズワイガニ、恐るべし。
胴体近くの関節には身が入っていますが、その先や爪の間際の関節にはほとんど身が入っていません。

その幅は5ミリメートルぐらい。


その細い場所をハサミで切らなければならないのですが、固くて細いその部分をハサミで切ることは大変でした。


※写真のように、カニの身をはさみで解体して食べましょう。
力も必要ですし、何しろ寒い場所で冷たいカニを持って細かい作業をするのですから集中しなければなりません。


※写真は、カニの身の一番太いところです。

家族の楽しい会話はほとんどありません。

冷凍のカニを解凍しているのでハサミで切った時に汁が飛び散ります。
30分程過ぎた頃、家族の一人がカニを解体する作業をやめました。
寒すぎて、手が動かなくなったとか。

ようやく別のお客様が一組入って来ました。

明らかに本州から来た3人の若いお嬢さん達です。
我々のカニを見て「美味しそう」「すごいね」なんて言ってます。

本当は彼女達に伝えたかった。「カニの食べ放題はやめた方がいいよ」って。
でも、お店の人もいますし、楽しみに来ている人に水をさすことはできません。とりあえず、黙々とカニを解体します。

家族も私もカニが好きです。
私は子どもの頃から花咲カニやたらば蟹などを食べて育ってきましたのでカニの身を剥くことも普通の人よりは早くてキレイだと思います。
そんな私でも、今回の食べ放題はカニが嫌いになってしまうのではないかと思うほど辛かったです。
ほとんど身が入っていないカニの殻を割って身が入っていないことを証明する。

・・・・・・・・何の修行なんだろうか。

そして長くて短かった1時間が終わりました。
気がつくと、5人のうち最後まで食べていたのは3人。
二人は寒さでカニ解体作業から脱落しておりました。

千円ぐらいの価格ですからこんなものなのでしょう。
今まで、私達はまともで美味しいカニを食べていたんですね。

支払いを、終えて笑顔で店を出る私達。
やっと、この寒さと、閉塞感から脱出できる。

振り返ると、先程のお嬢さん達が無表情でカニと格闘していました。
あんなに楽しそうだったのに。
笑顔も会話もない。
彼女達に背を向けるように座っていたので気がつきませんでしたが、カニが運ばれて来てから、彼女達の声が聞こえなかった。

悲しげな彼女達の姿を見て。このブログでありのままの真実を語ろうと思いました。

恵庭の福屋さんでカニ食べ放題に挑戦したいと思っている方の参考になりましたら幸いです。

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