桜の名所 冬の水天宮に来訪
小樽の高台にあり、桜の名所でもある水天宮。
小樽の港や町並みを見下ろすことができる絶景ポイントとして有名です。
はじめて訪問しました。
小樽雪明かりの路の時期に。景色も素晴らしかったです。
おすすめです!!
でも、吹雪の日に訪問する場所ではありませんでした。
暖かい季節にまた、訪れたいと思います。
せっかく冬の水天宮を訪問しましたので、その時の珍道中をお伝えしたいと思います。
小樽の観光名所 水天宮
小樽の観光名所を調べていると水天宮が有名とのこと。
それほど中心街から離れていない。
雪明かりの路のメインイベント会場である手宮からすぐ近くの場所です。
よし、徒歩で行こう!
坂の町小樽、なめてました。小樽の冬、なめてました。
旧手宮線から見えた先へと進む
手宮の公園から、丘の上の方にベパーミントグリーンの屋根を見つけます。
目的はあそこです。
そんなに遠くない。
建物のあった方角に歩いて登っていきます。
ほとんど人通りも車通りもありません。
しばらく坂道を登っていくと、分かれ道が。
左に進むべきか、右へ進むべきか?
迷っていると右に進んでいったタクシーと左に登っていった乗用車を見かけました。
乗用車を信じて左の道に進みましたが。
すごい坂なんです。
本当に、ここ登ってもよいのか、と思うような坂道。
船見坂なんて可愛らしい勾配と思ってしまうほどの雪の坂道を爪先を外側に向けたV字走行で進みます。
スキーで坂道を登る要領です。
左側の道は丘に沿って右にカーブしています。
カーブした道を進んでいくと、あの下から見えたぺパーミントグリーンの屋根が見えます!
やった、まもなく到着。
と思ったのですが。
あれ、でも。
み、道がない!
周りが石垣で囲まれていて、水天宮に登れる道がないのです。
残念。
先程の分岐まで引き返すしかありません。
途中まで急な坂道を引き返すと、雪の斜面に人が歩いた形跡が。
なんと、ここから入れるのか。
そして、斜面の雪に何か英語で文字が書かれている。こんな不思議なところから入るんだ。
さすが、天満宮。
雪の斜面を登って行きます。
道ではなく、斜面なのです。
少し登ると、明らかに道がつながっていない…。
残念な気持ちで引き返すと、雪に書かれた文字を読み返す。
まずNOって書いてありました。
英語で、この道違うよって書いてあるらしい。
ちゃんと読んでから登るべきでした。
この道を進んだ日本人ではない「先輩」はこの雪の坂を登り、自分がつけてしまった道を間違えて後輩達が登っていかないように英語で雪のメッセージを残していたのです。
今考えると他の人を思いやる粋なメッセージなのですが体力を奪われ気温も下がって来た私達には過酷でしかない状況です。
ルート確認
とりあえず、やっと登った坂から滑らないように慎重に降ります。
そして、左右の分岐まで戻り右側の道へ。
このあたりから吹雪レベルの雪が降ってきました。
寒いし、見通しは悪いし。
それでもおそるおそる道なりに進んでいくと、水天宮らしき建物がありました。
しかし、急な石段は除雪の形跡がなく、社務所のようなところから直接入れる階段が見えます。
どのように入ったらよいか困っていると宅配便の配達の人が通りがかったので水天宮の入り口を訪ねると、もっと坂を左手側に登っていくと入り口があると教えてくれました。
教わった通りに進んでいくと、きちんとした入り口にたどり着きました。
そして、私達が分岐点で見かけたタクシーも水天宮の入り口に停まっていました。
タクシーについていけば迷わずに到着できたのですが…。
水天宮の境内に入ると、観光客らしき人達とタクシーの運転手さんが境内の絶景ポイントで記念撮影をしていました。
ここは小樽でも景色がいいところなんだよ、なんて説明しています。私達が迷子になっている間、この方々は景色を楽しんでいた様子で、すぐにタクシーに戻って行きました。
水天宮に到着!
到着後、雪が止んで写真を撮影することもできました。
思ったよりも見晴らしがよい景色で、いつまでも眺めていました。
対岸に見えるのは石狩湾のようです。
せっかく訪問したのでお参りをしようとお賽銭箱に近づくと…。
ビーッビーッビーッ
けたたましい警告音が!
ビックリしてその場を離れ、確認のためにもう一度近づくと、またしても警告音。
お参りはあきらめました。
悪いことしていないのに、警告音がなると、挙動不審になってしまいますね。
静かな場所なので、余計驚きました。
気を取り直して、お辞儀だけして帰ってきました。
水天宮の次の目的地は観光地として有名なメルヘン交差点です。水天宮からメルヘン交差点の近くにあるルタオというお菓子屋さんの屋根が見えます。
この道を下って行けばすぐだよ~
この道?
写真ではわからないかもしれませんが、ソリで滑った方がよいのでは、というような急勾配の道?です。
もしかしたら、雪がなければ階段なのかもしれませんが。
この道を降りるのか、それとも迂回して遠回りをするのか。
それは。
面白そうだから、この道を進むしかありませんね。
転ばないように、慎重に進みます。
左右に民家がありますから、毎日ここを通っているのですね。
小樽人、すごいです。
とりあえず、私達は北海道出身の道産子ですから転ぶこともなく無事に坂道を降りることができました。
私達と違う海側の石段ルートを使った人のブログでも「急な傾斜なので帰り道がこわかった」と書いていました。
見晴らしがよい分、坂道に苦労するのですね。
また、駐車場が少なく、坂道も急なので車ではなく徒歩がおすすめのようです。
今回は、グーグルさんの地図を頼りに訪問しましたが、坂道と吹雪などに惑わされて道を間違えてしまいました。
気候と天気のよいときに、再訪したいと思います。
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