小樽「雪あかりの路」バックヤードツアーに参加してみた。

小樽雪あかりの路、バックヤードツアー



小樽雪あかりの路のイベントは以前から知っていました。
いつだって観光客でにぎわっている小樽ですから、イベントもすごい人出で大混乱なんだろうな。
テレビで見て、こんな感じなんだって思ってました。

今回、雪あかりの路の時期に小樽を訪問する事になったきっかけは、一冊のフリーペーパーから。



その記事の中に「バックヤードツアー」のことが書かれていました。
イベント期間中の土日のみ15時から16時の一時間の開催です。
「イベントの開始時間前に、ボランティアガイドが、会場や周辺の町並み、歴史的建造物を案内してくれる。事前の申し込みは不要」とのこと。

よし、参加してみよう!

15時少し前に集合場所である「ヴィブラントオタル」に到着しました。
ヴィブラントオタルの入り口に、「バックヤードツアーはこちら」のような看板があったので入っていきますと、受付があって、性別や札幌から来ましたなど簡単なアンケートの記入がありました。
5~6人ごとに一グループとして出発するとのことで、私達二人は本州から観光で来た三人のお兄さん達と一緒に参加する事になりました。
このツアーは、途中の観光スポットで気になるところがあったら途中で離脱してもよいとのこと。ただし、必ずガイドに伝えてくださいとのことでした。

まず、ツアーの最初には集合場所のヴィブラントオタルが元々北海道拓殖銀行であったこと、小樽出身の小説家小林多喜二が勤務していたことなどの説明がありました。


また、本州からの参加者が多いためなのか雪道の歩き方のレクチャーもありました。
イベント当日は比較的歩道のコンディションはよかったのですが、大股で歩くとバランスを崩しやすいこと、足地面につく時は一部分ではなく足全体を着くよう歩くと滑りずらいと説明していました。

バックヤードツアーでまず最初に向かったのは運河会場です。

運河会場では、運河に鉄のロープを張り、そのロープから漁で使う浮き玉をつなげ、ろうそくを入れた浮き玉を運河に浮かばせるのだそうです。
実際の浮き玉やロウソクを見せてもらいました。

イベント前は箱にしまってあって、イベント直前に灯りをともすのだとか。
小樽運河の雪あかりの映像を見たとき、浮き玉は直接運河に浮かばせていると思っていたので、上空のワイヤーにつながれているとは思いませんでした。
ワイヤーでつながれている理由は、回収作業がしやすいためです。


☆浮き玉の写真

このロウソク(キャンドル)は小樽の吉川商会さんのオリジナル商品で、雪あかりの路開催時間の5時間消えずに燃え続けるように開発された物だそうです。
ただ、このロウソクは一般市民でも購入できるらしく、コンビニなどでも買えるのだとか。
私達も、バックヤードツアーの後、運河プラザで売っているのを見かけました。

運河の通路に沿った堤防側には雪や氷で作ったオブジェがいくつもありました。
この日、午前中は雨が降ったほど暖かく、溶けたり崩れたオブジェがたくさんあって補修作業をしていました。

お昼頃から気温が下がって雪が締まったので、ベストコンディションになってきたとか。
その気温が下がって吹雪になった頃私達は水天宮に向かって過酷な旅をしてましたのですが。

運河で見かけたオブジェを作っている人達は10代から20代ぐらいに見えました。
全員ボランティアで、海外からの留学生も多いそうです。
学校のボランティアの単位としても加算されるのだとか。
確かに、学校の単位に生かされるメリットはありますが、寒いですし、お給料が発生する訳ではありませんので、なかなかできることではありませんよね。

更に、ボランティアのみなさんは単年度ではなく、続けて参加している人が多いようです。
技術的にも何年か続けて来ている人の方が向上しますから、イベント的にもいいですよね。

運河沿いを運河プラザまで進み、こちらの建物の説明をガイドしていただきます。


詳細につきましては、別ブログにてお伝えしますね。
後半は、別ブログ
雪あかりの路バックヤードツアー 後半 手宮線会場に続きます。

このツアー、最後に意外な展開が待ってます。

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